ほうれい線に効くレーザー治療はどれ?効果順ランキング

ほうれい線のレーザー治療を受ける女性の画像

ほうれい線を改善したいけど、痛いのは嫌だ、仕事も休めない、できるだけ早く効果を感じたい、という方はレーザー治療がもっとも手軽で簡単です。外科的な若返り術のように、皮膚に目で見て分かる傷をつけないので、治療直後から人に会うことができます。

とはいえ、美容クリニックでは、ほうれい線などのシワ取りレーザーが数多くあります。種類が多すぎて、どのレーザーが自分のほうれい線に一番効果があるのか、クリニックのHPをじっくり見ても分かりにくいですね。また、レーザー治療は手軽にできるとはいえ、ほうれい線に効果を感じないと意味がありません。

この記事では情報が多すぎるレーザー治療について、分かりやすく整理し、結局どのレーザー治療がほうれい線に効果があるのかランキング形式でお伝えしています。効果が出るまでの治療回数、効果が出るまでの費用についても調べました。ほうれい線の改善にレーザー治療を検討している方は、参考になさってください。

目次

1.レーザー治療は肌に傷をつけないほうれい線治療

ほうれい線の改善には、顔のたるみを引き上げることが大切ですが、レーザー治療は、顔に傷をつけずに治療が出来る点で優秀です。もちろん実際に皮膚を切ってたるみを取るフェイスリフトに比べると効果は及びませんが、ダウンタイムが無いことが何よりも魅力で、その他のほうれい線治療のデメリットを考えるとレーザーには魅力が沢山あります。

ちなみに、レーザーとは照射系の光線の名称ですが、この記事では、照射系治療のことを、レーザー治療として総称しています。照射系治療機が登場した当初は、レーザー光線を顔に当てていました。そのため、現在のように、次々に高周波や超音波などの治療器が開発されてからも、照射系の治療器のことを、まとめて「レーザー」と呼ぶことが多くなっています。

それでは、実際のレーザー治療の効果を見てまいりましょう。

2.ほうれい線の効果でみるレーザー治療ランキング

ほうれい線にもっとも効果があるレーザー治療を1位から順にランキングします。

2-1. 1位:ウルトラリフト(ウルセラシステム)

ウルトラリフトの画像

堂々の1位は「ウルトラリフト」です。クリニックによっては「ウルセラシステム」など別名称で呼ばれます。SMAS筋膜と皮下脂肪層に作用します。

ほうれい線の改善効果の出方

ほうれい線は顔のたるみがすすむと、溝が深くなっていきます。ウルトラリフトは顔のたるみの原因、筋膜のゆるみにアプローチして引き締め、たるみを改善するので、ほうれい線の治療にはもっとも理にかなった治療器といえます。

真皮よりさらに深い層の筋膜(SMAS)に、超音波を1点集中して照射し、万遍なく焼いていきます。皮下脂肪層にも作用するので、顔が引き締まります。

約6ヶ月かけて少しずつリフトアップし、効果は6カ月から1年ほどです。

効果が出るまでの回数

治療後少しずつ効果が出て、6か月頃に効果のピークを迎えます。1回の施術で効果があります。

施術の所要時間・痛み

●所要時間顔・・・全体と首で60分から90分

●施術中の痛み・・・かなり痛い

真皮よりさらに深い筋膜(SMAS)まで超音波が到達しますので、ゴムではじくような痛みというより、皮膚の奥がうずくような鈍痛がします。

ウルトラリフトは、麻酔クリームのような一般的な表面麻酔が無効なので完全に痛みを取り除く場合は、マスク麻酔を使用します。冷却法でも痛みが和らぎますが、冷やすとリフトアップ効果が減少するので、おすすめできません。

効果を感じるまでにかかる料金

効果が約1年間持続するため、1回の料金が効果を感じるまでにかかる料金としました。

<料金の例>
顔全体 240,000円(税込)
首 180,000円(税込)

顔だけでなく首も若見えに大切なので、どうせなら顔全体と首をセットで施術することがお勧めですが、両方で42万円となり、結構な金額になります。

2-2.2位:サーマクールCPT

サーマクールの画像

サーマクールCPTは、たるみ治療の代表サーマクールに、痛みの軽減を追及した第3世代の最新サーマクールです。 表皮と真皮、皮下脂肪層に作用します。

ほうれい線の改善効果の出方

高周波の熱作用で真皮のコラーゲン線維を焼くことで、線維芽細胞からコラーゲンやエラスチンなどの皮膚の弾力の元を生成させます。高周波は皮下脂肪まで到達して肌をキュッと引き締めます。

約3ヶ月かけて少しずつリフトアップし、効果は6カ月ほどです。

効果が出るまでの回数

効果は半年間持続するので、1年に2回受けるのが理想です。

施術の所要時間・痛み

●所要時間顔・・・400ショットで40分、600ショットで60分

●施術中の痛み・・・少し痛い(熱い)

従来のサーマクールよりサーマクールCPTは痛みを抑えた機器となります。それでも、真皮よりさらに深い脂肪層まで高周波が到達しますので、やはり痛みはあり、どちらかというと熱さを感じます。麻酔クリームを塗ると痛みがじゃっかん和らぎますが、完全な無痛にはなりません。

効果を感じるまでにかかる料金

効果が約半年間持続するため、2回の料金が効果を感じるまでにかかる料金としました。

サーマクールCPTは、ショット数でお値段が決まります。ショット数が多い方が料金が高いです。

<料金の例>
400ショット 1回 70,000円
600ショット 1回 120,000円

1年間に2回受けると、600ショットの場合、240,000円になります。

2-3. 3位:ギャラクシーポラリス

ポラリスの画像

ギャラクシーポラリスは、高周波とダイオードレーザーを組み合わせた治療機器です。皮膚の真皮層に効率よく電気エネルギーを集中させることで深部の細胞を破壊し、皮膚のコラーゲンの生成を促します。 

ほうれい線の改善効果の出方

ギャラクシーポラリスは、電気的なエネルギーを真皮の深い層に照射して刺激します。真皮に弾力が蘇ることで、ほうれい線の溝が目立たなくなります。2週間~3ヶ月を経てゆっくりと皮膚が引き締まり、お肌の状態や感触が良くなります。

効果が出るまでの回数

最初は1か月に1回を5回続けると肌にしっかりとハリを感じるようになります。1クール5回として設定しているクリニックが多いです。1クール(5か月)かけて皮膚の基盤をつくり、その後、2~3か月に1回施術すると効果が持続します。

施術の所要時間・痛み

●所要時間顔・・・30分

●施術中の痛み・・・少し痛い

高周波が真皮まで到達するので、痛みがあります。痛みに弱い人は麻酔クリームを希望するとよいです。しかしほとんどの人は麻酔なしで受けられる範囲です。

効果を感じるまでにかかる料金

1クールが5回ですが、1回いくらで料金を支払う方法と、5回分まとめてセットで支払う方法があります。まとめて支払う方が1回当たりお得になりますが、途中で気に入らなくなってやめても料金が返ってこないので、継続するかどうかよく考えて支払う方がよいです。

<料金の例>
 1回     22,000円
5回セット100,000円

1クール5回分の料金が効果を感じるまでにかかる料金とすると、100,000円ほどかかります。

2-4. 4位:スキンタイトニング

スキンタイトニングの画像

スキンタイトニングは、赤外線と高周波(RF)の同時照射でコラーゲン線維を収縮させ、新生コラーゲンを増生させることで顔をリフトアップしほうれい線を改善します。

ほうれい線の改善効果の出方

スキンタイトニングレーザーは、真皮層を全体的に加熱することでコラーゲン線維を収縮させ、創傷治療の自然治癒力で新生コラーゲンを増やします。真皮全体に作用するので、リフトアップ効果が高くなります。

2週間~3ヶ月を経てゆっくりと皮膚が引き締まり、お肌の状態や感触が良くなります。

効果が出るまでの回数

最初は1か月に1回を5回続けると肌にしっかりとハリを感じるようになります。1クール5回として設定しているクリニックが多いです。1クール(5か月)かけて皮膚の基盤をつくり、その後、2~3か月に1回施術すると効果が持続します。

施術の所要時間・痛み

●所要時間顔・・・顔全体で約60分

●施術中の痛み・・・ほとんどありません

真皮まで高周波が到達するわりに痛みがほとんどないのがスキンタイトニングの良いところです。

効果を感じるまでにかかる料金

1クールが5回ですが、1回いくらで料金を支払う方法と、5回分まとめてセットで支払う方法があります。まとめて支払う方が1回当たりお得になりますが、途中で気に入らなくなってやめても料金が返ってこないので、継続するかどうかよく考えて支払う方がよいです。

<料金の例>
1回      24,000円
5回セット 110,000円

1クール5回分の料金が効果を感じるまでにかかる料金とすると、110,000円ほどかかります。

2-5. 5位:フラクショナルCO2レーザー

フラクショナルレーザーの画像

フラクショナルCO2レーザーは、レーザーで皮膚に微細は穴を開け、皮膚の再生能力による細胞分裂を活性化させることで、ハリのあるお肌をよみがえらせます。

ほうれい線の改善効果の出方

フラクショナルCO2レーザーの特徴は、レーザーで空いた穴に、成長因子を含んだ美容液と塗布して肌を再生させるところ。穴の創傷治療効果に加え、成長因子の細胞分裂活性化効果で美肌を引き出します。特に紫外線で傷んだ肌や乾燥肌に有効です。

レーザー光線が到達するのは、表皮全体から真皮のごく浅い部分にとどまります。肌のキメ、毛穴やニキビ跡に効果が高く、軽いほうれい線には効果があります。

塗布する成長因子の種類
EGF
IGF-1
bFGF

効果が出るまでの回数

 一回の治療で約10%の肌が再生すると言われています。効果を感じるまでに5~10回施術が必要です。月2回が理想で治療終了まで3カ月から5カ月かかります。

施術の所要時間・痛み

●所要時間顔・・・15分

●施術中の痛み・・・かなり痛い

フラクショナルレーザーの体験者の口コミを見ると「かなり痛かった」「我慢できる痛み」「ほんの少し痛い」など、痛みの感じ方はさまざまです。痛みに弱い方は麻酔クリームを希望するとよいでしょう。

効果を感じるまでにかかる料金

1クールが5回~10回です。1回いくらで料金を支払う方法と、5回分まとめてセットで支払う方法があります。

1回 13,000円
5回 セット 58,000円 
10回 セット 110,000円

効果を感じられるまでにトータル11万円ほどかかります。

3.ほうれい線の程度で調べる最適のレーザー治療

さて、自分のほうれい線にはどのレーザー治療が合っているのか調べてみましょう。下の表は、それぞれの治療器が皮膚のどの層まで到達して、ほうれい線を改善するかをしめしています。

レーザー治療のほうれい線効果の画像

表皮までしか到達しない機器は、ごく浅いしわの改善のみにとどまります。真皮層まで到達する治療器は、中程度のほうれい線が改善できます。重度のほうれい線は、皮下脂肪層やSMAS筋膜までアプローチする機器でないと改善が難しいです。

3-1.ほうれい線を見て最適のレーザー治療を見極める

下の画像はほうれい線の例です。自分のほうれい線はどれに近いか調べてみましょう。

軽いほうれい線の例

乾燥が原因のほうれい線の画像

こちらはまだたるみが少ない段階のほうれい線です。20代から30代前半まではこの程度のことが多いです。

<最適なレーザー治療>
フラクセルCO2 
スキンタイトニング

中程度のほうれい線

ほうれい線の見た目を調べる画像1

顔にたるみができているほうれい線です。真皮から皮下脂肪層まで作用するレーザー機器がおすすめです。

<最適なレーザー治療>
ギャラクシーポラリス
サーマクールCPT

重度のほうれい線

老けて見えるほうれい線の画像

こちらは重度のほうれい線の例です。顔、特に口周りの筋肉が下がったため、口の下にもしわができています。真皮や皮下脂肪層だけでなく、SMAS筋膜まで到達するレーザー治療がおすすめです。

<最適なレーザー治療>
サーマクールCPT
ウルトラリフト

4.代表的なほうれい線治療とレーザー治療の効果の違い

レーザー治療によるほうれい線の改善法は、手軽でダウンタイムがないのが良いところです。しかし、ほうれい線への効果そのものを考えた場合は、やはり絶対確実な治療ともいえず、ほうれい線を改善するというより予防的な意味合いでとらえた方がよい場合もあります。

代表的なほうれい線の治療法とレーザー治療の効果の違いについて考えてみましょう。

4-1.フェイスリフトとレーザー治療の比較

メスによるほうれい線手術の画像

ほうれい線の治療に根治手術として多く行われているのはフェイスリフトです。ほうれい線の原因の頬のたるみを無くすため、耳の前や後を切除し、皮膚や筋膜を剥離、余剰な部分を切り取って縫合します。

余った皮膚や筋膜を無くすことで、ほうれい線を目立たなくします。ただし、ほうれい線は顔の中心に近い部分のため、フェイスリフトでも完全に改善しないことがあります。

フェイスリフトはダウンタイムが1か月以上となるため、仕事を持っている人は仕事の休みを工夫しなければなりません。

レーザー治療は、フェイスリフトに比べると、ほうれい線への効果は高くはないです。ただし、レーザー治療にはそれ自体に美肌効果があるので、肌の質が向上することにより、ほうれい線の溝が気にならないなることが多いです。

絶対ほうれい線を改善したい人にはレーザー治療は向きませんが、ダウンタイムが長いのは困る、自然に目立たなくなるだけで良いとお考えの人にはレーザー治療が向いています。

フェイスリフトについて詳しく知りたい方は、『 手術でほうれい線を消す!実際のほうれい線の改善効果と費用・失敗例 』を参考にしてください。

4-2.スレッドリフトとの比較

スレッドリフトの糸の画像

ハッピーリフト、シルエットリフトなどの糸を使ったスレッドリフトも、顔のたるみの改善に効果があります。糸にはバイオコーンのような皮下組織にひっかけて引き上げる部品が付いていて、糸の張力で顔を引き上げほうれい線を改善します。

ただし、顔は口周りや頬などよく動かすので、糸のひっかかりが取れやすく、引き上げ効果は6カ月~1年程度となります。効果が短いわりに、施術自体はそこそこ大変で、痛みもあり、当日は腫れますので、痛みや腫れ、しばらく顔を動かしにくいなどの不便さを考えると、レーザーで手軽にほうれい線の改善を図った方が良い、という考えもあるでしょう。

レーザーのほうれい線の改善効果はスレッドリフトと同程度か少し下回ります。

レーザーとスレッドリフトは痛みでいえば、レーザーの方がましで、効果はスレッドが少し上回る、効果の持続期間はほぼ同じかスレッドリフトが2~3か月程度長め、というところです。痛いのが嫌な人はレーザー、痛くてももう少し引き上がる方がよいなら、スレッドリフトを選択するのがよいでしょう。

スレッドリフトについて詳しく知りたい方は、『 糸によるほうれい線を消す手術 』をご覧ください。

4-3. ヒアルロン酸注入との比較

ヒアルロン酸注入の画像

ヒアルロン酸注入は、ほうれい線の窪みにヒアルロン酸を注入して、ほうれい線を目立たなくする治療です。レーザー治療は顔全体に照射して、皮膚を引き上げ、ほうれい線の溝を改善します。

ヒアルロン酸注入自体に顔のたるみの改善効果はありません。ヒアルロン酸は体内で吸収されるため、6か月程度で繰り返す必要があります。

レーザー治療はゆるやかに顔のたるみを改善しますが、ほうれい線への効果は軽いものとなります。ヒアルロン酸注入はとりあえずほうれい線の溝が埋まるため、顔のたるみがあまりないタイプのほうれい線には効果的です。

とりあえず溝を埋めたい!顔のたるみよりほうれい線の溝が気になる、という人は、ヒアルロン酸注入、顔のたるみを改善して、顔全体の若返りを図りたい、という人は、レーザー治療が向いています。

ヒアルロン酸注入について詳しく知りたい方は、『 ほうれい線へヒアルロン酸注射の効果と失敗しないための対策 』をご覧ください。

5.レーザー治療と表情筋トレーニングを併用すると効果がアップ

 

効果アップのイメージ画像

レーザー治療、特に、ウルトラリフトは表情筋を包んでいる筋膜に作用して顔をリフトアップしますが、その下の筋肉には作用しません。顔のたるみは表情筋が弱るのも大きな原因ですので、表情筋を強くしようと思ったら、やはり自力でトレーニングすることがベストです。

レーザー治療には美肌効果があるものが多いので、レーザー治療と表情筋トレーニングを併せて行えば、リフトアップ効果、ほうれい線の改善効果が上がり美肌も得ることができます。

5-1.レーザー治療と併せて行うとよい表情筋トレーニングの方法

口周りの筋肉が弱ると、口周りの組織が薄くなり、ほうれい線の溝が刻まれやすくなります。口を取り囲んでいる口輪筋(こうりんきん)を鍛えると、口周りの組織が強くなるので、ほうれい線を薄くすることができます。

また、口輪筋を鍛える際、頬の筋肉も同時に鍛えられるので、頬のリフトアップにもなります。

口輪筋は下の画像のように、ちょうどほうれい線の真下にあります。この筋肉をしっかりと鍛えましょう。

口輪筋の画像

口輪筋を鍛える方法

1、上のくちびると下のくちびるを押し合う。10秒キープ

ほうれい線を消すトレーニング画像1

2、表側にくちびるを思い切りだす。5秒キープ

ほうれい線を消すトレーニング画像2

3、次は内側にくちびるを思い切り巻き込む。5秒キープ

ほうれい線を消すトレーニング画像3

●回数・・・2セット

 

6.まとめ

 レーザー治療はほうれい線の改善にゆるやかな効果が期待できます。ただし、効果を継続させるためには、繰り返し定期的に受けることが大切です。

そして、ほうれい線を改善しつつさらに顔のリフトアップ効果を高めたい方は、ぜひ表情筋トレーニングを併せて行ってみてください。ほうれい線の改善だけでなく、顔全体の若返り効果が実感できるでしょう。

ほうれい線に効果がある表情筋トレーニングについてもっと知りたい方は、『 ほうれい線を消す表情筋エクササイズの効果的な方法 』を参考になさってください。

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