顔のたるみの原因は意外なところにあった!|解消法と若見え顔の作り方

たるみ顔の原因に驚く女性の画像

子どもが小さい時は、育児や家事に忙しく、ゆっくりと肌磨きをしている時間もなかったけれど、子育てが一段落したある日、ふと鏡を見て愕然!「私ってこんなに老けてた?!」そんな経験はありませんか?

今回の記事では、女性が老けて見える大きな原因のひとつ、「顔のたるみ」について、その原因を解説。そして、今日からできる「顔のたるみ」を解消する方法をご紹介します。

1.顔のたるみの原因を知れば老け顔を解消できる

老け顔に見られてしまう原因「顔のたるみ」に打ち勝つには、まず敵を知ることから。そもそも、「たるみ」ってどんなものなのでしょうか。

1-1 老けて見えるのはこんな人

老けて見える女性のイメージ画像

2015年に行われた女性100名に対するアンケートでは、年齢より老けて見える人に共通する特徴として、次のようなものが挙げられました。

・メイクが古い、厚化粧、逆にノーメイク

・ファッションに無関心・地味すぎる

・髪がパサついている、ボサボサ、白髪が多い

・歯が黄色い、欠けたり汚れたりしている

・姿勢が悪い、背中が曲がっている

・表情が暗い、眉間にシワが寄っている

・たるみがある顔

・シワが多い顔

う~ん、どれも極端に見えますが、実際にはこれらをすべて満たしている人は少ないはず。ほとんどの場合、それぞれ少しずつの要素が組み合わさっているということでしょうね。

1-2 「顔のたるみ」の対処法がわからない

顔のたるみの原因を解消法が分からない女性の画像

メイクやファッションは、雑誌などを参考にして今風に工夫することも可能ですよね。髪は日々のお手入れや美容院でのカラーリング等でカバーできますし、歯も歯科医でメンテナンスすることができます。姿勢や表情も、自分の心がけしだいで素敵に保つことが可能です。

でも、「顔のたるみ」を解消する方法って?対処法が分からなければどうするできないですよね。

2.顔のたるみの原因を知る

でも、あきらめるのは早い!

「顔のたるみ」の原因を知り、正しい対処をすることで、たるみを防止できる可能性は十分にあります。その原因の中にはもちろん、年齢を重ねたことで起こる顔のたるみもありますが、実は意外な行動や生活習慣も「たるみ」を引き起こしている可能性があるんです。

それでは、顔のたるみの原因を上げてまいります。この中には普段意識していない意外なものもあります。

2-1.顔のたるみの原因 その(1)表情筋の衰え

表情筋が加齢により弱ってくると、顔のたるみが発生します。顔には約30種類の表情筋があり、顔の表情をつくる時に働いています。表情筋は体の筋肉と違い、皮膚に直接くっついている「皮筋」なので、筋肉のたるみが即!顔のたるみとなって表れてしまいます。

しかし私たちは日常生活で、表情が豊かな人でも約30%程度しか使っていません。筋肉は使わないと弱くなり皮膚を支えきれなくなります。また加齢そのものでも筋線維は弱くなります。表情筋の衰えこそ、顔のたるみの最大の原因です。

表情筋の解説の画像
顔に張り巡らされている表情筋

2-2.顔のたるみの原因 その(2)加齢によるコラーゲンなどの減少

皮膚の構造の画像

お肌の表面は、内側から皮下組織・真皮・表皮と三層構造になっています。このうち真皮層には、「コラーゲン」「エラスチン」などの、たんぱく質でできた繊維状の組織が網目のように張りめぐらされ、お肌の弾力を保っているのです。

しかし残念ながら、年齢とともにコラーゲンやエラスチンは量が減ったり変質して弾力を失ったりしてしまいます。

肌の老化の画像

同時に、コラーゲンの網状構造を埋める水分も、若い時はたっぷりとあったのが、だんだんと真皮層の水分保持力が失われ、ハリをなくしたお肌は、重力に逆らえなくなるという仕組みなんです。

2-3.顔のたるみの原因 その(3)加齢によるターンオーバーの乱れ

美容鍼(美顔鍼)で肌のターンオーバーが整う画像

つづいて、いちばん外側となる表皮では、古くなった細胞がはがれ、基底層から押し上げられてきた新しい細胞が表れるという「ターンオーバー」つまりお肌の生まれ変わりが日々行われています。

年齢とともに、このターンオーバーのサイクルは遅くなる傾向にあり、20代女性の平均が28日なのに対して、3040代では45日程度になると言われています。

ターンオーバーの乱れにより、肌表面では固く乾燥した部分が増え、隙間から水分も逃げてしまうためさらに悪循環。お肌は弾力をなくし、たるみやシワが増えていきます。

2-4.顔のたるみの原因 その(4)紫外線ダメージ

紫外線ダメージの画像

漁師さんや農家のお年寄りは、みな、日焼けしてシワも深く刻まれた方が多いですね。それは長年仕事に精を出してこられた勲章なので、日焼けやシワそのものは悪いことではなく、ある意味美しいものだと思います。

ただ、同じ年代でも、日光に多く当たる職業の方とそうでない方の肌のようすが大きく違うのには、次のような理由があるのです。

実は、お肌の老化には二通りあるのをご存知でしょうか。

一つは通常の加齢による肌老化で、通常、お肌は徐々に薄く、色も白くなっていきます。

もう一つは紫外線による「光老化」と呼ばれていて、実は、肌の老化の80%はこちらが原因なのだそう。ハリや弾力のもとである真皮の「弾性繊維」が、紫外線のダメージによって壊れてゆく「光線性弾性繊維症」という名がついており、通常の加齢による肌老化と反対に、肌の色は濃く、皮膚も厚くなっていくのが特徴です。

2-5.顔のたるみの原因 その(5)姿勢の悪さ

猫背が顔のたるみをつくる説明画像

姿勢が悪いと顔にたるみができやすくなります。顔のたるみが姿勢と関係がある?と不思議に思われるかもしれませんね。

上の画像を見てください。まず姿勢が悪いと顎が前に出ます(①)。顎が前に出ると、首の後ろの皮膚と筋肉が縮みます(②)。首の後ろが縮むと、首の前面の皮膚が下に引っ張られます(③)。首の皮膚が下に引っ張られることで、顔の皮膚も下がり、それが顔のたるみにつながります。

生活の乱れのイメージ画像

パソコン業務が多い人は、この姿勢になりやすいので注意が必要ですね。

2-6.顔のたるみの原因 その(6)酸化と糖化

さらに、近年、お肌の老化を引き起こすものとして注目されているのが「酸化」と「糖化」です。

「酸化」とは

別名「肌サビ」とも呼ばれる「酸化」は、紫外線やストレス・激しい運動などにより体内で発生する「活性酸素」が細胞にダメージを与えることで起こります。

活性酸素はウイルスなどの外敵を攻撃するために必要不可欠なものでもあるのですが、多すぎると、肌細胞を変質させたり、新陳代謝を阻害したり、毛穴の開きを誘発したりして、シワやたるみの原因となります。

「糖化」とは

糖質は生きていく上で大切なエネルギー源ですが、ごはんやパン・パスタなどの主食や、スイーツなどの甘いものを取りすぎると、分解しきれない糖質が体内に残ってしまいます。

余分な糖は、体内で肌を作る成分である「たんぱく質」と結びつきやすい性質があり、糖と結合してしまったたんぱく質は、まるで焦げたトーストのように固く濃い色へと変化します。

そのため、見た目のハリや透明感がないばかりか、新陳代謝のサイクルも滞って、たるんだお肌になってしまうのです。

2-7.顔のたるみの原因 その(7)生活習慣

生活習慣が乱れた女性の画像

仕事や家事育児に忙しい30代~40代では、どうしても夜寝るのも遅い時間になりがちです。睡眠不足だと、肌の再生に欠かせない成長ホルモンが十分に分泌されず、肌表面に古い角質が残ってたるみの原因となります。

また、慢性的に運動不足になっている人も少なくないですね。30代以降は運動不足が体重増加に直結しやすいもの。肥満によるあごのラインのたるみのほか、運動不足だと代謝も滞りやすく、結果、肌のハリがなくなりたるみが出やすいのです。

3.顔のたるみの解消法

それでは、どうしたら、顔のたるみを解消し、昔のようなハリのあるお肌に少しでも近づけることができるのでしょうか?対処法をお伝えします。

3-1.表情筋を鍛える

顔のたるみ体操6

2章で顔のたるみのもっとも大きな原因は、表情筋の衰えであることをお伝えしました。ということは、表情筋をしっかりと鍛えれば、顔のたるみがかなり改善できるはずです。

ただし、やみくもに顔を動かせばよいわけではありません。正しい方法で実践しないと、シワなど他のトラブルを呼び込むことになりかねません。

顔のたるみを解消する表情筋トレーニングの正しい方法を『 顔のたるみ解消エクササイズ|1日7分簡単メソッドで若見え美人! 』で解説していますので、ぜひ実践ください。

3-2.減ってしまったコラーゲンを補う

年齢や、生活習慣により減ってしまったコラーゲンを体に補いましょう。食品から摂るのが望ましいですが、難しい場合はサプリメントが有効です。

コラーゲンは、鶏皮・軟骨・うなぎ・カレイ・さざえ・ふかひれなどに多く含まれています。手軽にサプリメントで補いたい場合は、『 コラーゲンサプリおすすめランキング|モチ肌サプリの比較と効果的な飲み方 』を参照なさってください。

3-3.「酸化」「糖化」を予防する方法

抗酸化には

過剰な活性酸素によっておこる「酸化」を防ぐには、活性酸素を発生させる原因を避けることが重要です。UVケアはもちろんですが、タバコ・飲酒・連日の激しい運動・大気汚染や食品添加物などの化学物質も、活性酸素発生の原因ですので、いちど毎日の環境を振り返ってみましょう。

食材の力で体の内側から抗酸化力をアップすることも有効です。

ビタミンA、C、Eの豊富な野菜類、亜鉛やセレンなどミネラルが多く含まれる赤身の肉類や納豆、ポリフェノールの豊富なベリー類などを毎日の食事に取り入れてみましょう。

抗糖化には

たるみのもとになる「糖化」は、糖質の摂取を控えることにつきますが、すべてにおいて糖質オフ!はストレスがたまってしまいますよね。たまのスイーツは楽しむかわりに、ごはんは少し減らしてみるとか、ふだんはジュースを飲んでいた場面でお茶や炭酸水(ノンシュガー)に変えてみるなど、メリハリをつけてみましょう。

3-4.紫外線をしっかりカット

日焼け止めのイメージ画像

一年中降り注ぐ紫外線。光老化による顔のたるみを少しでも食い止めるために、正しいUVケアが大切です。

日焼け止めには、最大SPF50、PA++++など、強力なものもありますが日常的にはSPF2030、PA++~+++でも十分。それよりも、日中、こまめに塗り直すことを心がけましょう。

日傘やサングラスにUV加工が施されたものを使っている人も多いと思います。素材自体にUV効果のあるものは効果が半永久的に持続しますが、表面にUVコーティングしたものは、徐々に効果がなくなっていきます。何年も前のものを使っている人は注意して!

3-5.たるみのもとになる生活習慣を改善

ほうれい線対策に十分な睡眠をとっている女性の画像

睡眠不足がお肌の敵と分かっていても、なかなか早く寝ることは難しいもの。そんな場合でも、眠りについてからの3時間はお肌の生まれ変わりが活発に行われる時間帯ですから、照明やテレビを消し、眠りを妨げない静かな環境で寝られるように気を配りましょう。

3-6.短時間でOK!体を動かそう

運動をする女性の画像

運動することで全身の血流が良くなり、汗とともに老廃物が排出されたり、新鮮な酸素が体の末端に供給されることで、表皮はみずみずしく、真皮の弾力も戻って、たるみに負けないお肌になれるんです。

ヨガは激しい運動ではないので活性酸素を不要に産生することもなく、リラックス効果もある上、顔のたるみの原因にもなっている姿勢の悪さを改善する効果もあるので、30代以降の女性には大変おすすめです。

4.【朗報】これまで美容に時間を取れなかった人ほど、早く効果が表れる

「もうすぐ40代なのに、これまで全然お肌に手をかけてこなかった」と落ち込むことはありません!

もちろん、日々のUVケアやクレンジング、保湿などのお手入れはきちんと行うにこしたことはありませんが、エステティシャンや美容研究家によると、あまり若い間にマシン等を使ったハイレベルな美容施術をやりすぎると、お肌がそれに頼って自分自身の回復力が落ちてしまい、いざ40代以上のアンチエイジングケアを始めた時に効果が出にくくなってしまうこともあるそう。

でも、これまで基本的なスキンケアだけでやってきた女性は、エステティックサロンや美容皮膚科などでも、早く効果が表れる傾向なのだそうですよ。

5.こんな意外なことでも、たるみは改善する

例えば、夜寝るとき、いつも同じ側を下にして寝ていませんか?

10代や20代とは肌質が違ってきているので、片側に流れた筋肉や皮膚は、起き上がるとそのままたるみへと変化することも

また、食事の時、片方ばかりで噛むクセがある人も要注意です。左右で筋肉の使い方に差があると、よく使う側は筋肉が発達し、使わない側は筋肉が衰えるため、たるみやすくなるのです。

ほうれい線が片方だけ深くなる理由の説明画像

上の図のようによく噛む側はほうれい線ができやすくなり、反対側は筋肉が衰えてたるみやすくなります。寝るときや食事の時、少し意識して両側に力を分散させるだけでも、たるみ改善には効果的ですよ。

6.まとめ

今回は、老け顔の大きな原因「顔のたるみ」について、原因と対処法を徹底的に解説しました。顔のたるみは加齢によるものだから仕方ないとあきらめモードだった人も、原因とやるべきことが分かれば希望が見えてきたのではないでしょうか?

50代、60代になっても、おどろくほど若々しい人もいる一方、30代でも老けてみえる人がいるのも事実。アンチエイジングの研究現場では、「若く見えるかどうか」は、生まれつきの体質による部分はごくわずかで、日々の過ごし方で大きな差が出ると考えられています。

今日からできることをひとつずつ実行していけば、半年後や1年後にはマイナス5歳も夢じゃない!ぜひ参考にして下さいね。

なお、顔がたるみ始めると、

・ほうれい線が深くなる
・マリオネットラインが出来る
・フェイスラインがはっきりしなくなる

など色んな兆候が出てきます。それぞれのポイントの悩みに合わせた解消法を、『 顔のたるみは改善できる!3つの兆候から攻めるセルフケア法 』で解説していますので、ぜひ併せて参考になさってください。

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