目の下のたるみを整形で取る|気になる効果と料金・ダウンタイム

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何をやっても、改善しない「目の下のたるみ」。こうなったら最後は整形しかないかも・・・効果があるなら受けたい!と迷っていませんか?

ただし、切るのは怖いし、簡単な方法では効果がないかもしれない。効果があったら嬉しいけど、どれくらい腫れるのだろう、すぐに仕事に行けるのか、それとも数日は休みを取らないといけないのか?料金はいくらかかるのか・・・
いざとなると色々と心配になってしまいますね。

美容外科で行う目の下のたるみ取りの施術は、現在多くあり、効果があるものと、思うような効果のないものがあります。
せっかく整形するなら、絶対に失敗してはいけません。

この記事では、目の下のたるみ取りの整形を考えている方のために、施術を受けるにあたって出てくる不安をすべて解消いただけるようにしました。

このような不安が解消できます。

・自分の目の下のたるみが本当に改善するのはどの施術か
・うまくいく場合と失敗する場合は、なにが違うのか?
・最近は「切らない目の下のたるみ取り」と謳っている施術もあるようだが、切らずに本当に効果があるのか
・腕の良い医師はどうやって見つけるのか
・どれくらい腫れるのか、人に気づかれないか、人前に出れるようになるのにどの程度の日数がかかるのか
・傷は残るなどのデメリットや副作用はないのか
・目の下のたるみが改善するなら受けたい。でも料金はどれくらいかかるのだろう

美容外科では基本的に、メリットのみを打ち出す傾向があります。特に美容クリニックのホームページでは、その傾向が強いように思います。すぐにお出かけできると書いてあっても、実際には、腫れが長く続いてしばらく人前に出られなかった、という場合も多々あります。

広告だけでは本当のことは分からないのが現状です。だから不安が増してしまいます。

私自身、目の下のたるみに悩んだ経験があります。そして「たるみ改善コンサルタント」として、目の下のたるみに悩む多くの方に接する中で、実際に整形を受けた人を拝見した経験から、美容外科・美容クリニックの広告では分からなかったことを知ることができました。
そして施術を受けようかと悩んでいる方に多くのアドバイスをしてまいりました。

良い医師に出会い、自分にあった施術を受け、納得いく結果が出るようにぜひ参考になさってください。

1.事前に必ず知っておきたい施術のポイント

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美容クリニックで目の下のたるみの施術を行う場合、必ず、事前に知っておかなければならないポイントがあります。

切る施術、切らない施術にかかわらず、施術には必ずデメリットがあります。広告どおりの良いことづくしではありません。

目の下のたるみの悩みを解消しよう!と施術を受ける決意をしたのに、また新たな悩みが出てしまうことは絶対に避けねばなりません。

施術に成功するために、事前に知っておくべき大切なポイントは、
まず、
●腕の良い医師に出会うこと
第一に医師選びがとても大切です。

次に施術を選択する場合、

●切らない施術にするなら、ヒアルロン酸注入がベスト
●切る施術で根治を狙うなら「ハムラ法」がベスト

なぜヒアルロン酸とハムラ法が良いのか?理由はこれからお伝えしますが、まずは、この3点をしっかりとおさえておいてください。
効果のない施術を受けてあとで悩んだりすることのないようにしましょう。

腕の良い医師の選び方と目の下のたるみ解消の施術について、詳しくお伝えします。

2.腕の良い医師を選べば、成功する可能性が高い

目の下たるみが思い通りに解消できるかどうかは、すべて良い医師選びにかかっています。これは言い切れます。

どんなに美容外科・美容クリニックのホームページが立派だとしても、そこに所属するすべての医師が腕が良いとは限りません。研修医上がりの人も多くいます。

しかし私たちは、医師の腕がよいか、ましてや医師の経歴や受ける施術の経験年数まで見極めることは非常に困難です。

ではどうしたら本当に技術的に優れた医師に巡り合えるのでしょうか?

実は、腕が良い医師を探すポイントがあります。
本当に良い医師に出会え納得いく結果となるための方法を詳しくお伝えしてまいります。

なお、美容整形に頼らずに目の下のたるみを解消したい方は、「目の下のたるみを自分で改善する3つの簡単セルフケア」をお読みください。

2-1.JSAPS「日本美容外科学会」の医師を選ぶ

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まず、大切なポイントは、「日本美容外科学会」、英文名でJapan Society of Aesthetic Plastic Surgery(JSAPS)」の学会に所属している医師を選ぶことです。

美容外科に関しては、歴史的成り立ち及び物の考え方の違いなどから、「日本美容外科学会」という同名の団体が2つ存在しています。「JSAPS」と「JSAS」です。

英文名を略すと「JSAPS」と「JSAS」で、この二つの団体である学会はそれぞれ全く違います。
ちなみに、「JSAS」は、Japan Society of Aesthetic Surgeryの略です。

JSAPSは、形成外科専門医の資格を持つ医師で構成された団体で、もう一つのJSASは、形成外科で研修を受けたことのない医師でも入ることのできる美容外科医の団体です。
医師の経歴を見ただけでは団体の日本名「日本美容外科学会」で表示してあると、一見、どちらの団体かは見分けがつきません。

形成外科専門医になるには、研鑽と多くの時間が必要で、簡単ではありません。2年間の初期臨床研修終了後、形成外科領域全てに関して、定められた研修カリキュラムにより4年以上の専門医研修を修め、資格試験に合格して、ようやく形成外科専門医として認定されます。

顔を含め頭の先から足の先まで、形成外科で必要なトレーニングを受け合格しないと形成外科専門医になれないのです。

大切な顔を任せるのですから、必ず「JSAPS」に所属している医師を選びましょう。

日本形成外科専門医は、日本形成外科学会のホームページから探せます。
日本形成外科学会専門医一覧

腕の良い医師選び、及び良い美容クリニック選びは下記の手順で行っていきます。

2-2.自分にあった腕の良い美容クリニック選びの手順

それでは、目の下のたるみの整形を受けよう!と思ってから、どういう手順で医師を探したら良いかの具体的な手順をお伝えします。

検索結果上位にある美容クリニックでも、上手いとは限らない

悩みが出て調べたいことがあるとき、私たちは「検索ツール」を使って、調べると思います。しかし検索結果の上位にあるクリニックでも、こと美容整形に関しては、関らずしも優秀とは限りません。

上位にいるサイトがすべて良いと判断しないことです。検索結果上位にいくために、SEO業者に多額のお金を払っていることもあるからです。
ですので、検索上位に表示されている→腕が良い医師ばかりいる、と安易に考えないでください。

もっとも良いのは、住んでいる地域の形成外科専門医を調べてから、医師の名前で検索し、医師が開業していたらそのクリニックに問い合わせる方法です。

良い医師に出会えるまでの手順

それでは、良いクリニック選びと問合せまでの詳しい手順をご説明します。

1、日本形成外科専門医を探す 日本形成外科学会のHP から、お住まいの地域の日本形成外科専門医を探します。

2、探したら、医師の名前で検索して、開業または勤務しているクリニックはないか探す
 Googleなどの検索窓に、1で探した形成外科専門医のフルネームを入れて検索します。開業していれば必ずクリニック名が出てきます。また勤務しているクリニックがあれば、クリニック名が表示される可能性が高いです。
地域に数名の形成外科専門医がいる場合は、すべての医師で検索します。

3、クリニックに問い合わせる 
 2、でクリニックが分かれば直接問い合わせをします。問い合わせはメールでも電話でもよいですが、優れた美容クリニックは往々にして受付もきちんと教育されているものです。
クリニックの雰囲気を知るために、電話で問い合わせることをおすすめします。

問い合わせる際は、「自分の目の下のたるみの症状」を伝え、適応する施術について聞きます。施術の費用もやその他、気になることを聞いてください。

4、カウンセリングに行く
問い合わせをすると、ほとんどの場合、目の下の症状をみるためにカウンセリングに来ることをすすめられると思います。電話やメールでの問い合わせの対応が良ければ、実際にカウンセリングに行ってみましょう。

3.目の下のたるみの原因・症状の強さにピッタリ合った施術を受ける

2章の手順どおりに良い医師とクリニックが分かっても、自分にピッタリ合った施術を受けるには、自分自身で施術の知識を持つべきです。

また、医師によっては、複数の施術の中から「どれにしますか?」と選択させることがあります。その際、事前に知識を持っていると正しい判断ができます。

目の下のたるみと一口にいっても、原因とたるみの程度は人それぞれです。目の下のたるみの原因と施術の種類について説明してまいります。

3-1.軽い目の下のたるみは切らずに治療できる

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20代から30代前半に多い、比較的軽い症状の目の下のたるみ

上の女性のような若い年齢での、軽い目の下のたるみは、加齢というより骨格が原因のことが多いです。
しかし軽いとはいえ、この程度の症状でも真剣に悩む人は多いです。

眼球が入っている骨の窪みの下側の傾斜が生まれつき急なため、眼球を保護している脂肪(眼窩脂肪:がんかしぼう)が重力でずり下がりやすいのです。
ずりさがった脂肪は、下まぶたの下側に出てきて、たるみ状のふくらみをつくります。

若いころはまだ顔全体の皮膚がきめ細かくハリがあるため、少しの目の下のたるみが目立ち、気になって仕方ないのですね。

この場合は、切る施術より、切らない施術で十分対応できます。切らない施術には色々ありますが、どの施術も切らないので、腫れもほとんどなく日常生活に支障をきたすことはありません。

代表的なものに、ヒアルロン酸注入や、レーザーなど照射系の治療機器、そしてPRP療法があります。

この中で最もおすすめは、ヒアルロン酸の注入です。ヒアルロン酸は目の下のたるみの影部分に直接注入してふくらませ、一時的にたるみが無くなったかのように見せることができます。

切らない施術の中で、たるみが目立たなくなるという意味では、もっともすぐれた方法です。
ただし、たるみの原因自体が取り除かれるわけではないので、あくまでも一時的な効果となります。

ヒアルロン酸注入も含め、切らない施術について詳しく説明してまいります。

ヒアルロン酸注入

ヒアルロン酸注入の画像

軽い目の下のたるみに最もおすすめな施術は、ヒアルロン酸注入法です。
使用するヒアルロン酸は、N-アセチルグルコサミンとグルクロン酸とによって構成された高分子の物質で、注射器で、目の下の気になる凹み部分に注入します。
ヒアルロン酸は、もともと皮膚や軟骨など体内の多くの場所に存在しているものなので、アレルギーの心配はほとんどありません。

軽い目の下のたるみの場合は、目の下のたるみ状のふくらみのすぐ下、影になっている部分に注入すると、たるみが目立たなくなります。

ただし、あくまで凹んで影になっている部分を膨らませるだけなので、脂肪の飛び出しを完全に無くすわけではありません。見た目がましになるだけの施術といえます。

完全に原因となっている脂肪を取り除くには、切ることが不可欠です。ただし、軽いたるみの場合は、ヒアルロン酸でまずは目立たなくすることをおすすめします。

<ヒアルロン酸注入のメリットとデメリット>

アレルギーの心配がないとはいえ、ヒアルロン酸注入にもデメリットがあります。

ヒアルロン酸の性状には柔らかめのものや固いものがあり、入れる部分によってピッタリ合うものを医師が選択します。
目の下のたるみには、皮膚の薄いところでもなじみが良いよう柔らかめのヒアルロン酸を使います。

ヒアルロン酸は注射器で注入しますが、目の下に固いものを入れると、光の加減でボコボコして見えることがあります。
注入の量や位置など担当する医師の技量やセンスに影響される施術です。それだけに医師選びは重要ですね。

ヒアルロン酸注入のメリットとデメリットには次のようなものがあります。

●ヒアルロン酸注入のメリット
注入してすぐに目の下のたるみが気にならなくなる
注入した直後に凹んでいた部分が膨らむので、すぐに目の下のたるみが目立たなくなります。

●ヒアルロン酸注入のデメリット
内出血をすることがある
医師の技術関係なく、患者の体調により内出血する場合があります。特に寝不足をしていたり体調が悪い時は内出血しやすい傾向があります。
内出血を伴うと数日間は青あざをコンシーラーなどで隠す必要があります。施術の前日はよく寝て体調を整えておきましょう。
また、注入当日はジムなどでの激しい運動は避けましょう。注入した直後は大丈夫でも、運動をするとあとで内出血をする場合があります。

適切な位置ではない場所への注入や、入れる量を間違えることがある
ヒアルロン酸注入は、入れる深さや入れる部位など、非常に繊細な技能が必要です。
また、ヒアルロン酸には周囲の水分を抱え込む性質上、入れたあとから膨らむ性質があります。その性質をよく理解した上で注入しないと、入れ過ぎてふくらみすぎたり、腫れを起こすことがあります。
このような失敗を防ぐために良い医師選びが必須となります。形成外科専門医の場合は安心してよいでしょう。

体内に吸収されていずれはなくなるが、まれに残る場合がある
通常、ヒアルロン酸は半年から1年で吸収されます。しかし繰り返し注入していると、吸収されにくくなる場合があります。
吸収されない場合、入れた個所が重みで下がったように見えることがあります。
ヒアルロン酸は吸収されてなくなるという認識が今まではありましたが、最新のものは、持ちをよくするために吸収しにくくしているため、一部は残ることがあることを頭に入れておいてください。

良い状態を維持するには、繰り返し注入する必要があり、トータルで高額となる
ヒアルロン酸注入の1回の費用は、切る施術に比べると少額(2万円から)となります。しかし、良い状態を保つためには繰り返しの治療が必要となります。
よって一回は少額でも積み重ねた金額はばかになりません。期間限定で目の下のたるみを目立たなくするには良いでしょう。

<ヒアルロン酸注入の費用>

ヒアルロン酸の注入費用はクリニックにより異なります。
目の下のたるみに注入した場合の料金を、代表的な複数のクリニックで調べてみました。

・Aクリニック・・・  21,000円
・Bクリニック・・・120,000円
・Cクリニック・・・ 60,000円
・Dクリニック・・・ 63,000円
・Eクリニック・・・ 90,000円

このようにクリニックによりかなりの違いがあります。
目の下、ほうれい線、眉間、額、等、一部位いくらと定めている場合や、部位に関係なく1アンプルいくらと設定していて何アンプル使ったかで料金が決まっている場合もありました。

相場は両目で7~8万円程度です。ただし、注入量によって料金が変わる場合は、目の下のたるみの程度をカウンセリングで確かめないと値段が決まらないことあります。

またあまりにも安すぎる場合は、ヒアルロン酸の質が心配です。技術料も含めての金額ですので、2~4万円など安さを宣伝文句にしているクリニックは避けた方が無難です。

<自己脂肪を使った注入法はしこりになる危険性がある>

ヒアルロン酸はいずれは注入されるという理由で、太ももなどから自分の脂肪を取って注入する「自己脂肪注入法」をすすめられる場合があります。
ヒアルロン酸注入をしてもらうつもりでクリニックに行ったのに、費用とリスクの高い自己脂肪注入法をすすめられて受けた結果、目の下にしこりが出来てしまった、という話を何例か聞きました。

脂肪は自分のものであっても生着率が悪く、半分以上は吸収されてしまいます。最近は脂肪の処理法により生着率を8割ほど上げる技術もあるようですが、うまく残った場合もしこりになる危険性が高いので、私としてはおすすめしません。

特に目の下のような皮膚が薄い部分は、しこりが目立ちやすく、自己脂肪を入れた部分の境界がハッキリわかり、こぶのようになってしまった方もいました。

また自己脂肪注入を行うには、体の他の部位から脂肪を吸引する必要があり、体への負担が大きいです。程度の軽い、重いは関係なく、自己脂肪注入を医師からすすめられても決して受けないようにしてください。

PRP療法(自己多血小板血漿療法)

PRP療法のイメージ図

目の下の軽いたるみに、ヒアルロン酸注入の次におすすめなのは、PRP療法です。

PRP療法の正式名称は、「自己多血小板血漿療法」です。血小板の壊れた血管や細胞を修復する働きを利用した治療法です。血小板の中には多種類の成長因子があり、老化した皮膚細胞を再生する働きがあります。

また、注射をするという行為が刺激となって、皮膚の真皮に存在する線維芽細胞を活性化させることが出来ます。
活性化した線維芽細胞は、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸など肌の弾力の元をせっせと作り始め、皮膚にハリを与えます。

PRP皮膚再生療法は自分の血液を使いますので、アレルギーの心配はありません。

<PRP療法(自己多血小板血漿療法)の手順>

それでは、PRP療法(自己多血小板血漿療法)の手順について詳しくご説明します。

①専用のキットで腕の静脈から約10cc~20ccの血液を採取します。

②麻酔クリームの塗布
注入部位に麻酔クリームを塗布します。麻酔が効くまで約60分かかります。その間に採血した血液からPRPの抽出を行います。

③遠心分離機で血漿の分離
血液を専用の機械にかけて、血小板を含んだ血漿、PRP(多血小板血漿)を採取します。

④PRPの抽出
遠心分離後3分程度チューブを静置して高濃度のPRPを抽出します。
血小板の濃縮率は通常2倍程度ですが、濃度を6~10倍に高めたことを売りにしているクリニックもあります。

⑤希望部位にPRPの注入
極細の特殊ハリで抽出したPRPを患部に注入していきます。腕の良い医師の場合、腫れや内出血がほとんどありません。

<PRP皮膚再生療法の効果と持続期間>

注入後、すぐに肌のハリを感じます。最初のハリ感はPRPが注入されたことによるふくらみで、実際には注入した部位が改善したわけではありません。その後、1週間かけてたるんだ部分の皮膚の引き締まりを実感できるようになります。

効果のピークは1~2ヶ月後に現れ、その後1年~2年かけて効果が持続しますが、1年程度で元に戻ったと感じる場合もあり、効果の出方はそれぞれです。

ただし、高濃度のPRPの採取が難しく、治療効果にばらつきが出やすい傾向があります。

<PRP皮膚再生療法のメリットとデメリット>

基本的に自身の血液を注入するわけですので、リスクはほどんどないといわれていますが、施術である以上、全くないわけではありません。

またPRP療法は「全く効果がなかった、お金の無駄遣いだった」と感じる人もいます。実際には多少皮膚にハリが出る程度なので、軽い目の下のたるみ限定と考えた方がよさそうです。

考えられるリスクやデメリットを挙げてみます。

●PRP療法のメリット
自分の血液を使うので、アレルギーの心配がない
自身の血液を使ってPRPをつくり注入するので、アレルギーの心配はありません。

●PRP療法のデメリット
効果がすぐには出ない。ほとんど効果を感じない人もいる
注入直後は液体を注入しているため皮膚がふくらみハリを感じることができます。その後、吸収されて急にしぼんだ感じになりますが、1カ月から2か月でコラーゲンが生成されます。
ただし、血液の質やクリニックのPRP抽出の技術によっては高濃度のPRPを採取することが難しいため、ほとんど効果を感じないことがあります。

効果を維持するには繰り返しの施術が必要となり、トータルの金額が高くなる
PRP皮膚再生療法の持続期間は長くで2年なので、効果をキープする場合は、定期的な施術が必要となります。そのぶんトータル的にコストが高くなります。

<PRP皮膚再生療法の費用>

PRP皮膚再生療法の費用はクリニックにより異なりますが、一部位につき20万円前後のことが多いようです。

照射系の治療機器

レーザー治療機器の画像

目の下のたるみの症状が軽い場合は、レーザーなどの照射系の施術が候補にあがります。
代表的なものに、光治療のタイタンや高周波を使ったサーマクールがあり、一度は美容クリニックの広告で目にしたことがあるでしょう。

治療機器の種類には、RF(ラジオ波=高周波エネルギー)、レーザー、I.P.L(光治療)、などがあり、それぞれ効果の出方が違います。

高周波のサーマクールでは、サーマクールアイなど目の周りだけ照射する方法の施術もがありますが、一般的にどの照射系も、顔全体に照射して顔全体のハリやツヤをアップすることで、目の下のたるみを目立たせなくする効果があります。

●RF(ラジオ波=高周波エネルギー)による治療
RFは電気的な性質をもったエネルギーで、皮膚の色素に影響を受けないためにエネルギーを皮下組織まで届けることが可能です。代表的なものにサーマクールがあります。

●レーザーによる改善
レーザー(laser)とは、光を増幅して放射するレーザー装置のことです。レーザーは複数の種類がありそれぞれ異なる波長をもっています。それぞれ肌のどのくらいの深さまで届くかで作用が異なります。
真皮の上層部まで届くタイプのレーザー治療器は熱を加えてコラーゲンを生成させたり、古い角質を除去する効果があります。

●I.P.L(光治療)による改善
I.P.Lはレーザーより優しい光エネルギーによる治療です。本来の美しい肌を取り戻すために有効的な治療です。フォトフェイシャルが有名ですね。
メラニン色素や毛細血管などのターゲットに直接働くため、皮膚にダメージを与えません。

<照射系治療の効果と持続期間>

高周波を使用したサーマクールは時間をかけてコラーゲンの生成を促します。効果の持続期間は約半年です。それ他のレーザーや光治療は3週間から1か月の効果でかなり短くなります。

<照射系治療のメリットとデメリット>

照射系の施術は色んな種類があり、また照射の治療名も自由にクリニックが決めるため、同じ照射系の施術の効果をクリニックごとで比較するのは難しいといえます。

またレーザーなどの照射系の施術は、よほど軽い目の下のたるみ以外は、改善はほとんど期待できないと考えた方がよさそうです。

高周波治療のサーマクールは、フェイスリフト並みの切らないたるみ治療と謳っているのを見かけますが、高周波を使うものは皮膚の深い部分、皮下組織まで到達するので、施術を受けると、皮膚が痩せてかえって老けたという声を聞くこともあります。
照射系を選ぶなら、高周波以外のレーザー、光(I.P.L)の方が無難かもしれません。

総合して考えた、照射系の施術のメリットとデメリットをあげてみます。

●照射系施術のメリット
ダウンタイムがほとんどない
直後は赤みが少し出る場合がありますが、基本的にすぐにメイクができダウンタイムがありません。

●照射系施術のデメリット
目の下のたるみ改善の効果は微妙
どの方法も施術した直後に肌にハリとツヤがでますが、目の下のたるみの改善効果はほとんど望めません。

3-2.中程度以上の目の下のたるみは、切る施術が第一選択

目の下のたるみがある程度以上に進んでいる場合は、ヒアルロン酸注入や照射系などの切らない施術では改善がみこめません。
やはり第一選択は、原因となっている目の下の脂肪を切って取り除く施術となります。

中程度の目の下のたるみの画像
中程度のたるみの例

重度の目の下のたるみの画像
重度のたるみの例

目の下のたるみの度合いが、上の2つの例まですすむと、原因となっている目の下のふくらみの内容物である脂肪を取り除かないと改善することはできません。

この脂肪は、眼窩脂肪(がんかしぼう)という眼球を保護するための眼窩内に満たされている脂肪です。

切って脂肪を取り除く方法には様々ありますが、大きく分けて次の4つの施術があります。
簡単でダウンタイムが短いものから順に並べていきます。

経結膜下脱脂法
下瞼の裏側から脂肪を取り除く方法(傷口が隠れます) 

●下眼瞼切開(皮弁法)
皮膚を剥離し、脂肪を取り除きます(傷口が表にでます)

●下眼瞼除皺術(筋皮弁法)
皮膚と筋肉を剥離し、脂肪を取り除きます(傷口が表にでます)

●ハムラ法(筋皮弁法の応用)
皮膚と筋肉を剥離し、脂肪を少し取り除くと同時に平らにならします(傷口が表にでます)

この中でもっともお勧めなのは、「ハムラ法」です。従来の皮膚と筋肉を剥離して脂肪を取り除く手術のデメリットを無くした優れた方法です。

4つの施術はそれぞれ特徴があり、改善効果と効果の持続期間がかわります。詳しくお伝えしますが、その前に、なぜ目の下のたるみが出来てしまったのか、原因を知っておきましょう。

目の下のたるみの最も大きな原因は、眼窩脂肪(がんかしぼう)の飛び出し

眼球を保護している眼窩脂肪(がんかしぼう)が飛び出てくることが、目の下のたるみの大きな原因です。

年齢とともに眼球を支えている靭帯がゆるみ、眼球が入っている穴(眼窩)の中で眼球の位置が下がります。
その結果、眼球の下に敷き詰められていた眼窩脂肪が前方に押し出され、下まぶたにたるみ状の袋を作ってしまいます。

目の下のたるみを押すと、ぶよぶよしていますね。これは眼球を保護していた眼窩脂肪です。

目の下のたるみの原因解説図

上のイラストは目の下のたるみの断面図です。年齢とともに眼球を支えている靭帯がゆるむことにより、眼球が下がると、保護している脂肪(眼窩脂肪)が眼球の圧力で押し出されます。これが目の下のたるみ状のふくらみとなってあらわれます。

このイラストを見ると、根本的に改善するには、筋肉(眼輪筋)を強くして脂肪をせき止めるか、脂肪そのものを取り除かなければ改善できないことがよく分かりますね。

それでは、先ほどご紹介した、眼窩脂肪(がんかしぼう)を取り出す4つの方法について説明いたします。

なお、眼輪筋を鍛えて目の下のたるみを改善する方法を知りたい方は、「目の下のたるみは表情筋トレーニングで改善できる!2つの筋トレ法」をご覧ください。

<経結膜下脱脂法> 

下まぶたの裏側(結膜)を小さく切開して、下まぶたのふくらみの原因となる脂肪を取り出します。下まぶたの裏側なので、傷が目立ちません。

結膜から脂肪を取る説明画像

ただし、脂肪だけが取り除かれ皮膚の筋肉のゆるみはそのままなので、あとでしわが発生する場合があります。また上の方の眼窩脂肪が重力でずり下がり、再発することがあります。

比較的若い人の軽度のたるみで、皮膚の老化が進んでいない場合のみ有効です。

料金はクリニックにより異なりますが、大体25万円から30万円程度です。

<下眼瞼切開(皮弁法)>

下まぶたのまつげの生え際を切開して、あまった皮膚と眼窩脂肪を切除します。下まぶたの筋肉は切除しません。
下瞼の表側を数センチ切開するので、経結膜下脱脂法に比べると腫れの度合いが大きく、完成まで3か月程度かかります。

目の下のたるみの断面図↓

目の下のたるみの施術の説明図1

下眼瞼切開(皮弁法)↓

目の下のたるみの施術の説明図2

余った皮膚と脂肪を取り除く説明画像

目の下のたるみは、眼輪筋のゆるみが影響しているので、筋肉を切除して引き上げないこの方法は、一時的には改善したように見えても、再発しやすいといえます。
中程度~強い症状の場合は、筋肉も一緒に切除する「下眼瞼除皺術(筋皮弁法)」が選択されることが多いです。

<下眼瞼除皺術(筋皮弁法)>

下眼瞼切開(皮弁法)の余剰皮膚・眼窩脂肪の切除にプラスして、眼輪筋を切除し、釣り上げて固定します。筋肉も処理するので、効果が高いですが、その分、腫れも強くなります。

下眼瞼除皺術(筋皮弁法)↓

目の下のたるみの施術の説明図2

目の下のたるみ施術

余分な皮膚と脂肪のみを取り除く皮弁法よりは効果のもちはよくなります。
しかし、眼窩脂肪は目の裏側にあり、上からずり下がってくるので、いずれ再発する可能性は否定できません。

下眼瞼除皺術(筋皮弁法)の料金は、40万円前途のところが多いようです。

<ハムラ法>

ハムラ法は4種類の施術の中で、効果、もち、仕上がりの美しさの点からもっともすぐれた施術です。

上記の施術は、眼窩脂肪の処置は飛び出ている部分を取り除くだけなので、いずれ上にたまっている眼窩脂肪が重力でずり下がり、再発する可能性があります。

また脂肪を取ったことで、時間の経過とともに凹みが出ることもあります。

そこで、これらの施術のデメリットを無くすため、脂肪の切除は少量にとどめ、残した脂肪を凹んだ部分へ滑らかに伸ばして固定する「ハムラ法」が誕生しました。

ハムラ法↓

目の下のたるみの施術の説明図2

aaa3

目の下のたるみの施術の説明図3

ハムラ法は脂肪の先端を骨膜に固定するため、眼窩脂肪のずり下がりによる再発が少なく、仕上がりが美しいのが特徴です。

料金は、下眼瞼除皺術(筋皮弁法)より5万円程度高く、45万円前後といったところです。

ただし、かなり難しい手術となるため、ハムラ法を習熟した医師が今のところ少ないのが現状です。施術前にその医師が手がけたハムラ法の症例が多いかどうかを確認して、安心できる医師にに任せましょう。

ハムラ法ではない簡単な目の裏側からの脱脂(経結膜下脱脂法)をすすめる医師は、ハムラ法の施術が出来ない可能性がありますので、やめた方が良いでしょう。

ハムラ法がもっとも目の下のたるみの改善効果が高い

ハムラ法はただ単に余分な脂肪を取り除くだけでなく、脂肪自体の切除は最小限にして、下方の窪み部分に脂肪を均一にならして固定し、その後の再発を防ぐ優秀な方法です。

40代以上の目の下のたるみに悩む方は、ハムラ法を第一選択にすることをおすすめします。

3-3中程度から重度のたるみに効果がない施術

目の下のたるみの施術に自信のない医師の場合、ハムラ法以外の施術をすすめることがあります。
下記の施術はふくらみの強い目の下のたるみ改善には効果がなく、お金と時間の無駄になることがあります。

目の周りのレーザー照射は気休め程度の効果しかない

最近では、下まぶたのたるみに効果のある照射系治療の広告が多いですね。しかし、照射系で効果があるのは、ごく軽いたるみだと思った方が良いです。

一例のサーマクールアイは、目の周りだけでの施術で数万円かかりますが、気休め程度の効果しかないことがほとんどです。ごく軽い目の下のたるみのみ有効です。

目の周囲に糸を入れても目の下のたるみは取れない

専用の糸(スレッド)を顔に通し、引き上げる施術も流行っています。切らないたるみ取りとして実施するクリニックも増えています

スレッドリフト用の糸
美容クリニックで使用する糸(スレッド)の例

糸にはいずれ吸収されるものと、吸収されないものがありますが、いずれも中程度以上の目の下のたるみには効果がないことがほとんどです。

目の周りを引き上げても、目の下に飛び出た脂肪はそのままなので、糸のコラーゲン増殖効果で肌にハリは出ても、目の下のたるみそのものが解消されることはありません。

PRPは初期のたるみのみ有効

PRPはあくまで真皮のコラーゲンなどを増やすための施術で、目の下の筋肉を引き上げたり、飛び出した脂肪を取り除くことはできません。ごく軽度の目の下のたるみのみ有効であり、中程度以上のたるみには効果が望めません。

実際に原因となっている脂肪を取り除かない、いわゆる「切らない目の下のたるみ取り」は効果がないばかりか、時間とお金の無駄遣いになります。ただし肌にハリを出したりキメを整える効果は期待できます。

4.たるみ取りに失敗しないための、施術までに気を付ける3つのポイント

4-1.少なくとも3軒は回ってカウンセリングを受けること

2章の「良い医師に出会えるまでの手順」どおりに、自分に合ったクリニックの候補が決まったら、カウンセリングに行きましょう。
ここで大切なのは、最低でも3軒は回ること。例え1軒目に訪れたクリニックが好感触でも、すぐに決定しないでください。最初に出した候補のクリニックすべてに行って、最終的に施術を受けるクリニックを決めましょう。

4-2.カウンセリングで自分にあった施術、人前に出られるまでの日数、デメリット、副作用、料金、を事前に納得いくまで聞く

さて、候補のクリニックへ行きカウンセリングを受けます。カウンセリングが有料のところと、無料のところがありますが、どちらのクリニックが優れているかは、カウンセリング料だけでは判断はできません。

初診のカウンセリングでも大切なポイントがあります。
カウンセリングで実施をすすめられた施術のメリットだけでなくデメリットもきちんと説明を受けましょう。こちらが聞かなくても、きちんと詳しく説明してくれるのが良い医師の条件です。

医師の画像
美容クリニックで首に聴診器をかけているお医者さんはいないと思うが・・・

施術のメリットばかりを強調してデメリットの説明がないクリニックは候補からはずした方が賢明です。

切る施術を選択した場合は、必ず腫れが伴いますので、どれくらい仕事を休まなければならないか、また、起こりうる副作用、料金についても詳しく説明を聞きます。

また術後に異常があった場合に緊急に連絡が取れるかどうかも確認しておきましょう。

デメリットをきちんと伝えないクリニックは、何かあったときにきちんと対応をしない可能性があります。そのようなクリニックに大切な顔をゆだねることは避けましょう。

4-3.カウンセリング当日すぐに決断しない

クリニックによっては、「今キャンペーン中だから急いだ方がいいですよ」「今日施術をしたら安くなる」などの文句で、すぐに決断をさせようとするところがあります。

キャンペーンの画像
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鉄は熱いうちに打て!ということでしょう。しかし、カウンセリング当日に施術を受けるようすすめたり、契約をさせようとするクリニックは、お金もうけ主義の可能性がありますので、絶対に断ってください。

早く目の下のたるみの悩みから解放されたいがためについ、ふらっと・・・ということもあるかもしれませんが、気持ちを強くもち、数日間考えますと伝えて、いったんは帰宅するべきです。

複数のクリニックを回り、資料があればもう一度しっかりと目を通し、冷静な頭で判断し施術をするクリニックを決定しましょう。
特に切る施術はやり直しがきかないことが多いので、念には念を入れて、あとあと後悔をしないようにしましょう。

5.まとめ

何をやっても改善しない目の下のたるみは悩みが深く、人によっては夜眠れないなどの支障が出る場合があります。
しかし、正直に申し上げれば、目の下のたるみに悩む方すべてに、美容整形に頼らず自分の力で安全に解消して欲しいというのが、たるみ改善コンサルタントである私の本音です。

ただ、今まで多くの方のカウンセリングを通じ、悩みが深すぎてサングラスが手放せない方や、顔を見られたくないという理由で、家に引きこもってしまう方がいることも知りました。
自分で改善できる期間まで待てない方、今すぐ解消したい場合は、美容外科や美容クリニックに頼るのも一つの方法だと思えるようになりました。

一方で、美容整形の失敗や、失敗ではないにしても仕上がりに納得できなくて、長い間色んなクリニックで整形ジプシーしている、という人が実際います。

美容外科や美容クリニックとのかかわり方に関しては難しい面が多く、運よく良い医師に出会え、その後幸せになる人もいれば、未熟な医師にかかり悲惨な状況に陥っている人がいることも事実です。

まず一番大切なのは、自分が一番気持ちが楽になる方法を選ぶことです。美容整形に不安がある場合は、止めた方が賢明です。

心の準備もできた、どんな状況になったとしても今よりましだ、どんな結果も受け入れる、くらいの決心がつけば、そのときは意外にも順調に、本当に自分に合った信頼できる医師に出会えるものです。

この記事が目の下に悩む方の役に立ち、安心感に満たされることを願ってやみません。

なお、目の下のたるみが目立たなくなるメイク法を、『 目の下のたるみを隠すメイク術|上級テクニックノウハウ 』でご紹介しています。おでかけの際にぜひ参考になさってください。

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